■Gee's のバラ

Gee'sで販売しているバラは、耐寒性と耐病性に優れるものをセレクトしています。
バラはその一斉開花も魅力ですが、花のない時の葉の茂り、樹形も庭の中での景観づくりには重要です。 そして何より、凍害や病害での枝枯れ、落葉は樹勢を低下させ長年の栽培には耐えられません。 北国に適する耐寒性、耐病性に優れる品種は欧米では様々な場面で数多く利用されていますが、 本州のように熱帯夜が続く気候には不向きのため、一部の品種しか導入されていません。 そのため、 販売しているものはGee'sが独自に輸入したものがほとんどです。 日本ではここでしか販売されていない品種も数多くありますが、 欧米では古くから栽培されてきたベーシックなものです。
とくにランブラー ローズやシュラブ ローズ、ハイブリッド ルゴサの系統は、国内初導入のものも多数あります。 これらのバラは、過度な農薬散布に頼ることなく長く健全に育てることができます。 将来、皆さんの庭ですくすくと育って大株になった姿を是非見たいと思っています。 2、3年は鋏を入れず、過度な施肥を控えて、じっくり見守って育ててください。




■2010 Gee's のバラ

例年通り、Gee’sが独自に輸入した株に加えて、今年からはGee’sで育てたオリジナルの苗木も販売を始めます。 これまでも北国の過酷な冬の気候に耐え、長く生育する自根苗を中心に販売してきましたが、自根苗を生産しているのはカナダやアメリカの一部の生産者に限られます。また、その品種も限定されます。 このため、北国の気候・景観に適する、もっと多様な品種を提供するためには、独自に生産することしかありません。Gee’sでは2008年から独自に自根苗の生産を始め、今年からこの苗木がデビューします。 耐寒性を重視した品種選択に加えて、苗木生産の過程での完全無農薬オーガニック栽培を徹底しています。病害虫に対して耐性のない苗は、皆さんの手に渡ってからも容易に無農薬栽培が行えることでしょう。
今年は輸入株と自家生産株合わせて約380品種のバラを販売します。 一季咲きのオールドローズから間断なく開花するモダンローズまで、耐寒性と耐病性を重視したものをセレクトしています。とくに、繰り返し開花するオールドローズのハイブリッド パーペチュアル ローズ、自然樹形が美しく連続開花性の強いシュラブローズ、抜群の耐寒性とモダンローズ並みの連続開花性を併せ持つハイブリッド ルゴサ ローズなどがお勧めです。 植え場所に合った品種をじっくりお選びいただければと思います。




■Gee'sの自根苗バラ Own-Root Roses

現在バラ苗はほとんどが接木苗になっています。
ノイバラなどの強健な野生のバラを台木にすることにより1年で大苗に仕立てることができるため、 営利的には非常に有効な手段であり、至極当然なことです。しかし、オールド ローズなどを接木によって育成した場合、 種類によっては本来の花色、香りと異なったものになるとの見解があります。 また、接木苗はその台木に潜在する、あるいは接目から侵入する根頭がんしゅ病の危険は常につきまとい、とくに寒冷地では接目部分が凍害を受けるためその危険は大きくなります。 このようなことから、北海道よりはるかに冬の気候が厳しいカナダや北米内陸部では、 挿し木による自根苗が主体になっています。
もちろん品種によっては自根では育たないものもありますが、 オールド ローズを始めシュラブ ローズや一部のモダーン ローズは自根で十分に生育するものが数多くあります。 自根苗は一度育つとシュートの発生が多く、接木苗に比べて樹齢は極めて長くなります。 日本では営利目的の未成熟の苗生産が僅かにありますが、作り込みの苗生産はありません。 そのため今年Gee'sでは、北米の自根苗専門の生産者から直接輸入した苗や、自家生産した自根苗を販売しています。 今後も北国で安心して育てられる自根苗を、皆さんにより多く提供したいと考えています。




■バラの選び方

売場は、樹形が同じ系統ごとに置き場所を分けており、各株には1株1株ラベルがついています。 今の時点(苗)ではどれも同じ大きさですが、翌年以降それぞれ育ち方が異なってきます。

利用する場所をイメージして、まず適する系統を選びます。
@どれだけ大きくなるのか(ラベルのHの数字)
Aどんな樹形に育つのか(イラストの樹形)
最後に、 Bその場所、好みに合う花色の選択(ラベルの写真)

ラベルを参考に、植え場所に最も適する品種をじっくり選んでいただけたら、と思います。 3年後、5年後、 それぞれの株が個性豊かに育ってくれることを願っています。




■購入したバラの扱い

すぐに植え込むことも可能ですが、今年一年はポットのまま育てられるように、ポットのサイズ、用土を考慮しています。
ポットのまま管理することは、液肥で生育させることが出来、 ポットを横倒しにして越冬させることにより、枝の凍害も回避できます。 ポットのままでは見かけが悪いということであれば、 ポットがそのまま入るテラコッタ鉢などをカバーとして利用するとよいでしょう。 その間に最適な植え場所を選び、じっくり植え床の土壌改良を行っておきます。
すぐに植える場合は、出来るだけ根を傷めないように植えます。 ポットを横倒しにして、ポットの周囲を叩きながらそっと株を抜き、土を落とさないように注意して植えます。
いずれも、今年と来年の2年程は、 全ての枝、芽を残し、出来るだけ沢山の葉を茂らせます。 枝数が多くなってから、各品種の特性を活かして剪定を行っていきます。




■Gee'sのバラと病害虫

Gee'sで販売しているバラは、化学農薬を散布していません。
病害虫のついていない見かけ上きれいな苗を皆さんに提供するには、化学農薬を利用するのが手っ取り早く、確実です。 しかし、農薬散布により病害虫に対して耐性がついた、特に目に見えない微生物やバクテリアなども存在しない苗は、購入された後にも定期的な薬剤散布が必要になり、徐々により強力な薬剤が必要になるでしょう。 Gee'sではそのような過度な薬剤散布が必要になるような管理を避けるため、薬漬けの苗は提供しません。
Gee'sでは、病原菌に対して拮抗性を高めるために、微生物農薬やキトサン、木酢液を定期的に散布し、発生が見られた株には捕殺、重曹などによる拭き取りを行っています。 そのため、多少病害虫の痕跡が見られる苗もありますが、お求めいただいた後も極力化学農薬を使用せず、 発生が顕著な場合は、スプレー剤などで発生部分だけのスポット散布をしていただくことをおすすめします。 そのことが、引いては植物自生の抵抗力を高め、管理の軽減に繋がるのです。




■Gee'sのバラ用土

最近、市販の配合土は扱い易さから比較的軽めの軽しょう土が多くなっています。
しかし、本来バラは、水田の裏作として栽培されたり、田土が利用されるなど、 やや粘土質の保水性、保肥性のよい土が向いているのです。 そのためGee'sのバラ用土は、丈夫な株に育つようにやや重めの配合にしています。 配合した各材料は、良質の赤玉土を基本土に、多様性を持たすため、複数の腐植をバランスよく配合しています。 多少表土が固まる場合がありますが、その場合は適宜表面の土を崩していただければと思います。
バラだけでなく、他の花木や草花、観葉植物などにもそのままお使いいただけます。



■Gee'sの観葉植物

本州暖地に比べて冬の季節が長い北国では、約半年もの間室内に閉じこもる生活が主体になるため、 観葉植物など室内で楽しむ植物の重要性は極めて高いと言えるでしょう。 さらに、現在の高気密高断熱の住環境は以前に比べて多様な熱帯性の植物の栽培も可能にしています。 しかし、他の植物と同様、現在の観葉植物の生産は営利性の追求から少品種大量、同一規格品生産の方向になっています。 本来、とくに観葉植物はその栽培環境により生育速度や樹形に変化が出ることから個々の個性が生まれます。 その個性と利用する人の感性が合致した時に、その植物は育てる人のかけがえのないものになるはずです。 Gee'sでは個々の個性が見られる観葉植物しか扱いません。 現在の流通品の中からそのようなものをピックアップするのは極めて困難な状況ですが、 今後も少しずつ数少ない個性派を探し出したいと思っています。 皆さんの感性に合った植物が見つかれば幸いです。 そして、ご自宅の栽培環境下でより個性的に育ってくれることを願っています。
北国だからこそ観葉植物をもっと楽しみたい!






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